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イッツ・マジック!

2009 / 09  CATEGORY / 応援メッセージ

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イッツ・マジック!

フリーランスライター・西尾琢郎



「トライアンフ」というカードマジックをご存じでしょうか。このマジックは、裏表バラバラに交ぜたトランプが、一瞬にして裏向きに整えられ、さらに観客が事前に選んだカードだけが、他のカードとは逆に表向きになってはじき出されるというものです。達者なマジシャンの手にかかると「これは本物の魔法!?」かと思わされるほどに鮮やかな驚きを与えてくれます。



 さて、「現存世界最古のオートバイブランド」と言われるトライアンフですが、今日その姿は、単なる懐古趣味ではなく、ある意味でもっとも現代的かつ先鋭的とも言える存在になっています。自他の伝統をリスペクトしながらも、それらに縛られることなく、自ら信じる価値を追求する、そんな姿勢が強く感じられるのです。

 トライアンフの信じる価値、それはライディングプレジャーの一語に尽きるでしょう。走りのパフォーマンスを前面に打ち出したアーバンスポーツシリーズはもちろんのこと、モダンクラシックであれ、クルーザーであれ、それぞれのカテゴリーにおける「文法」に敬意を払いつつも、走りの喜びを追求することに妥協がありません。

 最高出力やバンク角といった物理特性の面で、それぞれのカテゴリーがバイクを規定することはあっても、それを操ることで得られる喜びは、すべてのトライアンフ車で見事に共通したものに仕上げられていることは、驚きでさえあります。こうしたトライアンフのバイク造りの手腕は、練達のマジシャンが見せる「トライアンフ」にも通じる、痛快極まりないものだと私は感じます。ライダーが選んだカード(=求めるバイク、走り)は、そんなラインナップの中から、それこそ表になったカードのように、鮮やかに浮かび上がってくるに違いありません。

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 これまで、私は大型バイク専門誌『BiG MACHINE』の仕事を通じて、全国のトライアンフ店を訪ねてきました。

 実はこの企画、当初は全国各地にある「こだわりのバイク店」「読者に紹介したいユニークなバイク店」を訪ねるという趣旨でスタートしたものでした。ところが、最初に訪ねた岐阜県の某バイクショップ(国内外多くのメーカー製バイクを取り扱ってきた経験豊かなショップでした)のご主人が、「これからは、コイツに注目だよ」と、その魅力を熱く語ってくれたのがトライアンフだったのです。

 以降、「これは!」と思わされるショップに伺うと、その多くがトライアンフの取り扱いを始めたり、検討されたりしている例が増えていきました。そして、いつしか連載企画自体が全国のトライアンフ・ワールド店を訪ね、その魅力を紹介するものへと変わっていったのです。

 世界に冠たる二輪生産国である日本。その日本で、長らくバイクを取り扱ってきたこだわりの店やその店主が、一斉にその視線をトライアンフに向け始めた時期が、現在トライアンフの主力となっている3気筒1050ccエンジンを搭載したスピードトリプルとスプリントSTのデビューと重なることは偶然ではありません。

 1980年代の倒産という危機を乗り越え、90年代に再生したトライアンフが、試行錯誤の末に新たなアイデンティティを打ち立て、一貫したライディングプレジャーを提供する手法を確立したのがまさにこの時期。同時に日本においても、2001年にトライアンフジャパンが設立されてのち、ライダーの信頼に足る販売体制がようやく整ってきたのもこの時期でした。

 そうした背景から、魅力あるバイクを、安心できる形で提供できるようになったと考えた各地の志あるバイクショップが、続々とトライアンフの取り扱いに名乗りを上げていくことになります。その筆頭が、言うまでもないトライアンフ・ワールド店です。サービス品質をはじめとするすべてのホスピタリティがワールドワイドなレベルで確立されたこれらフラッグシップ店が、加速度的にトライアンフファンを全国に増殖させていくのです。

「ワールドワイドレベルのホスピタリティ」とは言っても、それぞれのワールド店には、統一規格にもまさる個性があふれています。スタッフとお客さんが一緒にツーリング三昧のお店、ストイックに走りのためのカスタムを突き詰めるお店、トライアンフを肴に、老若男女で飲めや歌えのお店、などなど……。そうした個性豊かな数々のショップが、一様にトライアンフというブランドを選び取ったということに、深い意味を感じる私です。

 数あるバイクの中からトライアンフを選ぶように、トライアンフ店との出会いも、ぜひ、楽しんでいただきたいと思います。最初から波長ピッタリ!のお店もあれば、今まで自分の中になかった新しい喜びや楽しさを与えてくれるお店もあるはずです。

 そして、私たちトライアンフオーナーと一緒に、この痛快な世界を楽しもうではありませんか! 私と私のトライアンフ・タイガーも、どこかであなたとお会いできることを楽しみにしています。
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